愛媛県は12日、太平洋戦争末期に開発された旧日本海軍の戦闘機「紫電改」を国内で唯一展示している愛媛県愛南町の「紫電改展示館」の建て替えに伴い、機体の移設費用などとして募っていたふるさと納税型のクラウドファンディング(CF)が目標額の3800万円に達したと発表した。展示の充実のため、次の目標を5700万円として9月5日まで募集を続ける。
県によると、CFは7月1日から「レディフォー」のサイトで開始。金額に応じて、紫電改のステッカーや模型、スニーカーなどの返礼品がある。開始直後から想定を超える応募があり、12日午前10時までに1682人から3902万円が寄付された。