駅前3人殺傷事件の鑑定留置終了

長野中央署に移送された矢口雄資容疑者=12日午後2時ごろ

 JR長野駅前で1月、男女3人が殺傷された事件で、長野地検は12日、殺人容疑などで3回逮捕された長野市の無職矢口雄資容疑者(47)の鑑定留置を終えたと明らかにした。刑事責任能力の有無などを3月21日から調べていた。結果を踏まえ、勾留期限の18日までに処分を判断する。

 矢口容疑者は12日、鑑定留置先から長野中央署に移送された。フードをかぶり、表情はうかがえなかった。

 事件は1月22日午後8時ごろ、駅前のバス乗り場付近で発生した。長野県警は同26日、軽傷の女性への殺人未遂容疑で逮捕。その後、重傷の男性への殺人未遂容疑と、亡くなった会社員(49)への殺人容疑で再逮捕した。

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