【ソウル共同】韓国の李在明大統領とベトナム最高指導者トー・ラム共産党書記長が11日、ソウルで会談した。6月の李政権発足後、最初の外国首脳の訪韓。韓国側の発表によると外交や安全保障面のほか、ベトナムでの原発や高速鉄道の建設に関する協力を確認した。貿易や人的交流も拡大させるとした。
会談冒頭、李氏は「韓国はベトナムを重視している」と強調。両国の国際結婚は10万組に上り、両国は「特別な親戚関係でもある」と語った。両首脳によると、両国は互いに3位の貿易相手国であるほか、ベトナムへの旅行者数は韓国が最大となっている。
李氏は6月の閣議で、外国人労働者受け入れでベトナムを優遇するよう指示した。