くまモン、能登の被災者元気づけ

輪島塗の体験施設で箸を制作する「くまモン」=9日午前、石川県輪島市

 熊本県のPRキャラクター「くまモン」が9日、能登半島地震の被災地・石川県輪島市を訪れ、伝統工芸品「輪島塗」の制作体験をしながら住民と交流した。昨年に続く能登訪問で、元気をもらった被災者からは「また来てほしい」などと感謝の声が相次いだ。

 熊本県から「復興応援“絆”大使」に任命されているくまモン。輪島市中心部にある輪島塗の体験施設に到着すると、子どもたちに駆け寄り、ハグや握手。箸の制作にチャレンジし、のみで模様を彫った。

 誇らしげな様子のくまモンに、子どもたちから「上手!」の声が上がった。住民の手拍子に合わせてダンスも披露した。

 くまモンは11日まで能登の各地を訪れる予定。

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