九州北部、線状降水帯発生の恐れ

気象庁

 停滞する前線や上空の寒気の影響で大気の状態が不安定になるとして、気象庁は9日、九州と東北で土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒するよう呼びかけた。山口、福岡、佐賀、長崎の4県では、同日夜から10日夜の初めごろにかけて、線状降水帯が発生し、災害発生の危険度が急激に高まる恐れがある。

 気象庁によると、前線が東シナ海から九州、伊豆諸島を通って日本の東に延びて停滞している。12日ごろにかけて次第に北上し、降水が西日本から東日本へ広がる見込み。一方、北日本を中心に上空に寒気が流れ込み、大気の状態が不安定となっている。

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