【ニューヨーク共同】8日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は反発し、前日比206・97ドル高の4万4175・61ドルで取引を終えた。米連邦準備制度理事会(FRB)が早期に利下げを再開するとの観測が相場の支えとなり、買い注文が優勢となった。ハイテク株主体のナスダック総合指数は3日続伸し、207・32ポイント高の2万1450・02と終値の最高値を連日で更新した。
最近発表された米雇用関連指標が労働市場の減速を示したことを背景に、市場ではFRBが9月にも利下げを決めるとの見方が広がっている。