妊産婦向けジェラート開発

「寒河江商店」の妊産婦向けジェラート

 ジェラート専門店を運営する山形市の「寒河江商店」代表石田真澄さん(43)が妊娠中や産後に適した商品を開発した。妊産婦が必要な栄養素を補うことができ、つわりの症状があっても食べやすい香りや味が特徴。看護師として働いた経験もあり「自分のことがおろそかになる時期だが、お母さん自身のことも大切にしてほしい」という思いを込めた。

 新商品を考えていた時に思い出したのは妊娠中の経験。つわりをはじめ多くの不調に悩まされたが、冷たくてさっぱりしたものは食べることができた。特にジェラートは心身の癒やし。「私たちの商品で苦しみを和らげることができたら」という気持ちが湧いた。

 看護師だった石田さんは、学生時代の恩師である山形大医学部の藤田愛教授(助産学)と、同級生で同学部の松田友美教授(在宅看護学)に協力を依頼した。

 寒河江商店が山形県天童市で運営するジェラート店「COZAB GELATO(コザブ ジェラート)」で1個500円、オンラインショップではセットで販売している。

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