【シドニー共同】南太平洋のソロモン諸島で9月に行われる太平洋諸島フォーラム(PIF)首脳会議で議長を務めるマネレ首相は8日までに、今年の会議に日本や米国、欧州連合(EU)、中国、台湾といった域外パートナーを招待しない方針を明らかにした。
中国の影響下にあるソロモンは台湾排除に向け水面下で動いていた。ただ台湾を招待しなかった場合、他の加盟国が反発し、首脳会議が紛糾する恐れがあった。ソロモンは日米中も含めて呼ばないことで事態打開を図ったとみられる。
マネレ氏は6日の議会答弁で域外パートナーを招待しないと表明した。