8日午前の東京株式市場は、日経平均株価が続伸した。前日終値からの上げ幅は一時900円を超えた。米国が相互関税に関して、大統領令の修正に応じると伝わった。合意内容を巡る不透明感が薄れ、輸出関連銘柄に買い注文が入った。
幅広い銘柄で構成するTOPIXは取引時間中として初めて3000・00を超えた。
午前終値は前日終値比909円53銭高の4万1968円68銭。TOPIXは49・19ポイント高の3037・11。
トランプ米大統領が発表した半導体関税の内容を受けて、米IT企業への影響は小さいとの見方から前日の米国市場でハイテク株中心の株価指数が上昇。東京市場でも半導体関連銘柄が値を上げた。