移民施設の工事差し止め

ワニ生息地に設置された移民収容施設「アリゲーター・アルカトラズ」=7月24日、米フロリダ州(ロイター=共同)

 【ニューヨーク共同】米南部フロリダ州の連邦地裁は7日、州内のワニ生息地に設置された移民収容施設での新たな建設工事を2週間、差し止める決定を下した。周囲の環境に悪影響を与えるとする主張を検討するため。米メディアが伝えた。移民を収容し、施設を運用することは認めた。

 この施設はかつて「脱獄不可能」な監獄島として知られたアルカトラズ島になぞらえ「アリゲーター・アルカトラズ」と呼ばれる。多くの野生動物が生息する湿地帯の空港敷地内にあり、環境保護団体が工事の差し止めなどを求め提訴していた。

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