【モスクワ共同】ロシア紙イズベスチヤは7日、ロシア海軍初となる無人機管制センターが極東カムチャツカ半島に設置されたと報じた。専門家によると、北極海航路のほか、カムチャツカにある原子力潜水艦基地や米国との国境であるベーリング海峡の安全保障強化につながるという。
同紙によると、ロシア国防省はカムチャツカ半島に偵察・攻撃用無人機を配備する専用施設の建設を計画している。配備される無人機は最大24時間の飛行が可能な「イノホデツ」や、18時間飛行できる「フォルポスト」という。
ロシアのプーチン大統領は6月、現代の紛争における無人機の役割増大に伴い、無人機システム部隊を編成中だと表明した。