ミャンマー暫定大統領が死去

 【ヤンゴン共同】ミャンマー軍事政権は7日、2021年のクーデターで暫定大統領に任命されたミンスエ氏(74)が同日午前、死去したと発表した。病気療養のため24年7月からはミンアウンフライン国軍総司令官が大統領の職務も代行しており、軍政の統治体制に影響はないとみられる。

 21年2月のクーデターでは、大統領だったウィンミン氏や国家顧問兼外相だったアウンサンスーチー氏らが拘束された。国軍出身で副大統領だったミンスエ氏は暫定大統領となり、立法、行政、司法の全権が総司令官に移譲された。

 軍政によると、ミンスエ氏はパーキンソン病や関連する疾患で重篤な状態にあった。

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