【ワシントン共同】米首都ワシントンで5月、イスラエル大使館職員の男女2人が銃撃を受けて死亡した事件で、ワシントンの連邦大陪審は6日、憎悪犯罪(ヘイトクライム)や第1級殺人などの罪でイライアス・ロドリゲス容疑者(31)を起訴した。有罪の場合、死刑になる可能性もある。米メディアが報じた。
起訴状によると、被告は5月21日夜、ワシントン中心部のユダヤ博物館近くで、ユダヤ人組織「米国ユダヤ人委員会」のイベントから出てきた2人に半自動銃を計約20回発射し、殺害した。銃撃中には大声で「パレスチナに自由を」と叫んだ。
米メディアによると、被告は現場でイスラエルを繰り返し非難した。