電力機器メーカーのダイヘンは6日、太陽光発電の活用拡大に対応するため、中国の電池大手、寧徳時代新能源科技(CATL)とその代理店のVOLT販売(東京)と蓄電池を供給する契約を締結した。太陽光で発電した電気の供給過剰で出力を抑制するケースが増える中、電気をためたり放電したりする蓄電池設備の需要が高まっており、事業の拡大を目指す。
国内の都市部では電力系統に直接つなぐ大型蓄電池の設置計画が急速に進んでおり、30件以上の蓄電池システムの販売を見込む。売上高100億円超を目指す。
ダイヘンは変圧器や産業用ロボットなどを手がける。