身体障害の影響でコントローラー操作が難しい子どもにもゲームを楽しんでもらうための体験会が6日、東京都品川区内で開かれた。視線入力を認識する端末や、口の動きに反応するボタンなど、作業療法士が機器を調整。車いすや移動式ベッドに乗った子らが、パズルやカーレースといったゲームを楽しんだ。
障害のある子の訪問看護などに取り組む認定NPO法人フローレンスと、福祉機器メーカーのテクノツールが共催。子どもと保護者ら計約30組が参加した。
作業療法士らは、手が動きにくい子には、ボタンを口元に固定し口を開けると押せるよう調整。親が別のコントローラーで手伝う“連携プレー”もあった。