囲碁LG杯、一力が初の決勝進出

一力遼四冠

 囲碁の主要国際戦、第30回LG杯は6日、韓国・ソウル市で準決勝が打たれ、日本の一力遼四冠(28)=棋聖・名人・天元・本因坊=が韓国の卞相壹九段(28)を破り、初めて決勝に進出した。

 決勝は3番勝負で争われ、来年の1月に行われる予定。相手は韓国の申旻ジュン九段(26)。日本棋院所属棋士としては、2005年に張栩九段が制した第9回大会以来の優勝が懸かる。一力四冠は決勝に向け、「大変な相手だが、しっかり準備していい状態で臨めるように頑張りたい」と意気込んだ。

 一力四冠は昨年9月、第10回応氏杯世界選手権で初優勝。日本勢として、張九段のLG杯優勝以来19年ぶりに主要国際戦の頂点に立った。

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