宮城県の村井嘉浩知事は6日の記者会見で、県の水道事業を「外資に売った」と参院選中に主張した参政党の神谷宗幣代表に公開の意見交換を申し出て、断られたと明らかにした。県は事実誤認と反論しており「逃げたということだ。非常にがっかりした。もっと腹の据わった方だと思っていた」と対応を批判した。
村井氏によると、7月29日に文書で「一部県民に誤解を与えていることは極めて遺憾」として意見交換を要請。党側は翌日、見解は18日に党ホームページへ掲載したとして「応じかねる。県民および日本国民の今後の判断に委ねる方針に変わりはない」と文書で回答した。