米国の暴力犯罪、4・5%減

 【ワシントン共同】米連邦捜査局(FBI)は5日、2024年の犯罪発生件数をまとめた報告書を発表した。暴力犯罪は前年比で約4・5%減少した。ただ平均すると31分ごとに殺人事件、4分ごとに強姦事件が発生した計算といい、依然高水準で凶悪犯罪が続いている。

 報告書は、全国の警察が提出した記録を基に作成。殺人や過失致死は前年比で14・9%減、強盗は8・9%減だった。一方、警察官に対する暴行の報告件数は23年から2千件以上増加した。

 トランプ大統領は24年の大統領選で、バイデン政権下で犯罪が「大幅に増加している」と明確な根拠を示さず主張していた。

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