教皇、武器ない平和追求祈る

日米韓の司教らによる平和集会の後に開かれた平和祈願ミサ=5日午後、広島市中区

 原爆投下から80年となるのを前に、広島市内で5日、被爆者団体と日米韓の司教による平和集会が開かれた。集会にはローマ教皇レオ14世から「国際社会に対して『武器のない平和、武器を取り除く平和』を追求する決意を新たにする呼びかけとなることを祈る」とするメッセージが寄せられた。7月14日付。

 レオ14世は、広島と長崎の町が今も核兵器の恐ろしさを伝え続け「核兵器は人間の尊厳を傷つけ、世界の美しさと調和をも壊す」と指摘。「共通善に基づく世界の倫理をつくらなければならない」と訴えた。

 集会には約400人が参加。冒頭、原爆や戦争の犠牲者に黙とうした。

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