5日午前の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=146円台後半で取引された。
午前10時現在は前日比95銭円高ドル安の1ドル=146円92~96銭。ユーロは1円00銭円高ユーロ安の1ユーロ=169円99銭~170円08銭。
米景気の先行き懸念から米連邦準備制度理事会(FRB)が早期利下げに踏み切るとの思惑が広がり、日米金利差の縮小が意識されドルを売って円を買う動きが優勢となった。
今後の米金融政策を占う上で「8日に任期途中で辞任するFRBのクーグラー理事の後任人事に注目が集まっている」(外為ブローカー)との声があった。