米の保守系大衆紙が姉妹紙創刊へ

米ニューヨーク・マンハッタンで販売されるニューヨーク・ポスト=4日(AP=共同)

 【ニューヨーク共同】米大衆紙ニューヨーク・ポストは4日、2026年前半に西部カリフォルニア州で姉妹紙「カリフォルニア・ポスト」を創刊すると発表した。紙面と電子版の両方を発行する。苦境が目立つ新聞社で事業拡大は珍しい。

 ニューヨーク・ポストは保守系で、親トランプ政権的な報道傾向が強い。トランプ大統領もたびたびインタビューに応じている。

 同紙によると、東部ニューヨークの大衆紙ながら、カリフォルニア州ロサンゼルスが2番目に読者が多い。同州では26年にサッカー・ワールドカップの一部試合が開催され、州知事選もある。ロサンゼルスは28年夏季五輪の開催地でもあり、商機拡大を狙う。

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