週明け4日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=147円台後半で取引された。
午後5時現在は前週末比2円66銭円高ドル安の1ドル=147円87~89銭。ユーロは89銭円高ユーロ安の1ユーロ=170円99銭~171円03銭。
7月の米国の雇用統計結果を受け、米景気の先行きが警戒された。米連邦準備制度理事会(FRB)による早期利下げ観測が広がり、日米の金利差縮小を意識したドル売り円買いが優勢だった。
市場関係者からは「雇用統計のショックは長引かず、企業決算などに投資家の関心は移っていくだろう」との声が出た。