気象庁は4日、群馬、長野両県にまたがる草津白根山の湯釜付近で火山活動が高まったとして、噴火警戒レベルを1の「活火山であることに留意」から2の「火口周辺規制」に引き上げた。噴火が発生する恐れがあり、湯釜火口から約1キロの範囲で、大きな噴石に警戒するよう求めている。
気象庁によると、湯釜付近では3日午後3時ごろから火山性地震が増加。4日午前5時までの24時間で40回発生した。