体外受精支援の計画立たず

トランプ米大統領=1日、ペンシルベニア州アレンタウン(ロイター=共同)

 【ワシントン共同】米紙ワシントン・ポストは3日、トランプ政権が不妊治療の一種である体外受精について、費用負担に向けた具体的な計画を立てていないと報じた。関係者の話としている。トランプ大統領は費用は政府や保険会社が負担するとの公約を掲げていたが、保険料上昇を懸念する与党共和党の一部が反対論を展開している。

 体外受精には高額の費用が必要で、1回当たり1万2千ドル(約177万円)から2万5千ドルかかるとされる。保険会社が費用を負担した場合、保険料の値上げにつながり、来年の中間選挙で共和党に不利に働くとの見方がある。

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