【ヤンゴン共同】ミャンマー国軍が2日、中部マンダレー地域の少数民族支配地区を空爆し、民間人ら少なくとも12人が死亡した。住民らの話として独立系メディアなどが報じた。現場は中部マンダレー地域と北東部シャン州の境界に近いモーゴウで、ルビーの産地として知られる。
現地を支配する「タアン民族解放軍(TNLA)」などによると、空爆当時、現場には民間人や僧侶らがおり、巻き込まれたという。
ミャンマー軍事政権は総選挙を12月にも実施する方針だが、各地で戦闘が続いている。