国内最大のシャチ「アース」死ぬ

名古屋港水族館で飼育されていた雄のシャチ「アース」(同水族館提供)

 名古屋港水族館(名古屋市)は3日、飼育している雄のシャチ「アース」(16歳)が同日死んだと発表した。体長6メートル、体重3・7トンと国内最大で、雄としては唯一だった。国内で飼育されているシャチは雌6頭となった。

 水族館によると、先月31日午後から餌を食べないといった体調不良がみられた。血液検査で感染症などの異常は確認されなかったが、容体が悪化し、3日午前0時26分に死んだ。死因は調査中。雄のシャチの寿命は一般的に50~60年という。

 アースは2008年10月、鴨川シーワールド(千葉県鴨川市)で生まれ、15年に名古屋港水族館へ。大きな体と愛嬌のある性格で、人気を博していた。

最新記事
核ごみ施設「道民投票を」
非核三原則堅持、見直さずと石破首相
為替相場 6日(日本時間11時)
東京株式 6日11時
セブンイレブン1000店舗増へ