仙台市長に郡氏3選

郡和子氏

 任期満了に伴う仙台市長選は3日投開票の結果、無所属の現職郡和子氏(68)が、いずれも無所属新人の3人を破り3選を果たした。投票率は36・83%で2021年の前回を7・74ポイント上回った。

 郡氏は圧倒的な知名度に加え、自民党や立憲民主党市議らの支援を受けて終始優勢を保った。公約では出産一時金の増額や、18歳までの医療費の無償化を掲げた。

 3選を決めると、事務所で支援者らを前に「重責に身の引き締まる思いだ。未来を担う子どもたちや若い人たちを支援し、まちのにぎわいをつくり出す」と抱負を述べた。

 郡氏は05年に民主党から衆院選に出馬して当選し、4期目途中の17年に市長に転身した。

 地域FM社長野田紀子氏(76)は市議や市民の対話の場づくりを訴えた。派遣社員菅原武大氏(60)は子育て支援を充実すると強調。元会社員松本剛氏(48)は大規模太陽光発電所(メガソーラー)施設の建設規制条例の制定を主張した。

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