自民党の小林鷹之元経済安全保障担当相は3日のインターネット番組で、参院選で大敗を喫した石破茂首相に関し「責任は非常に重い。ただ『辞めるべきだ』と言いたくない。出処進退は自身で判断されると思う」と語った。「ポスト石破」候補の一人と目される中、首相が辞任した場合の党総裁選への自身の立候補を巡っては「これからも研さんを積む」と述べるにとどめた。
参院選大敗を検証する報告書を8月中にも作成する党執行部の方針について「遅い」と批判した。
衆参両院で少数与党になったことを受け、自民は下野すべきだとする党内の一部の主張に関しては「下野論にはくみさない」と否定的な見解を示した。