米独立機関トップ人事が物議

米ホワイトハウスに到着したポール・イングラシア氏=6月、ワシントン(AP=共同)

 【ワシントン共同】米連邦政府の独立機関、特別検察官局(OSC)トップの人事案が物議を醸している。超党派の立場で内部通報者の保護を担うポストだが、トランプ大統領が指名したのは自身の熱烈な支持者「MAGA」の若手弁護士で、与党内からも反対の声が上がる。上院で承認されるかどうかは不透明だ。

 米メディアによると、指名されたのはポール・イングラシア氏(30)。右派メディアでトランプ氏を熱心に支持し、第2次トランプ政権でホワイトハウスと司法省などとの連絡役を務めた。

 イングラシア氏は、トランプ氏の支持者らによる議会襲撃事件を擁護し、発生日の1月6日を祝日にすべきだと主張している。

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