新線開業、現路線最終運行

新線の開業式でテープカットする岸田前首相(手前左)ら=2日午前、広島市南区

 広島電鉄の新線「駅前大橋線」の開業に伴い、廃止される既存の広島駅電停から的場町電停までの約0・4キロの現路線で路面電車が2日、最終運行した。最終運行では営業を終了する「猿猴橋町」電停でイベントも。

 「駅前大橋線」は3日に開通予定で、広島駅電停はJR広島駅ビル2階に移設され、路面電車が高架で乗り入れる形となる。新たな広島駅電停から中心部の八丁堀・紙屋町方面への所要時間が約4分短縮する。

 2日には新線の開業式があり、岸田文雄前首相も出席。広島電鉄の仮井康裕社長らとテープカットした。仮井氏は「広島の公共交通を大きく進化させると考える」とあいさつした。

最新記事
北陸道で6台以上絡む事故
マンホール転落、硫化水素を検出
震度=気象庁発表(3日13時9分) :地震
ハンマーで襲撃か、男逮捕
台風情報=気象庁(位置)