ロシア・カムチャツカ半島付近を震源とする巨大地震で、気象庁は1日、若干の海面変動が2日ごろにかけて続くと予想されると発表した。陸上での被害の心配はないが、海に入っての作業や釣り、海水浴などをする際は注意するよう求めている。
気象庁によると、太平洋を伝わった津波が南米沿岸で跳ね返って1日朝ごろから日本に到達し、引き続き海面変動が観測されている地点がある。
地震は7月30日午前8時25分ごろ発生し、マグニチュード(M)は8・7と推定される。津波警報や注意報が発表され、岩手・久慈港で1・3メートルなど広い範囲で津波が観測された。