警察官が大麻取引容認疑い

秋田県警本部

 酒席で見知らぬ人物から大麻取引現場の摘発を持ちかけられ、売買を容認して共謀者になったとして、秋田県警は1日、麻薬特例法違反(譲り受け)などの疑いで20代の男性巡査を書類送検した。巡査は同日停職6カ月の懲戒処分を受け、依願退職した。

 県警監察課によると、巡査は昨年10月、同僚と飲食店で酒を飲んでいた際、警察官だと気付いた人物に声をかけられて大麻の売買現場で密売人を摘発しようと提案された。承諾し、上司には計画の詳細は隠して薬物に関する情報を得たとだけ報告したところ、個人行動で問題があるとして注意され捜査には至らなかった。

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