人里へ来たクマに襲われる事故が全国的に相次いでいる状況を受け、岐阜県警関署や地元自治体、猟友会などが1日、市街地にツキノワグマが出没したとの想定で、対応訓練を行った。
訓練は、市街地にクマがうろついた場合とガレージに侵入した場合の2ケースを想定。市民の目撃情報による通報を受けた警察官がパトカーに乗って臨場し、被害者役を保護し、周辺住民へ外に出ないよう呼びかけるなどの注意喚起をした。
署の敷地内で署員がクマや襲われた被害者に扮する中、猟友会会員が警察官と連携し、クマを捕殺するため、高所や軽トラックの荷台から散弾銃を構えた。