東北の夏祭りの幕開けを告げる「盛岡さんさ踊り」が1日夕、盛岡市で始まった。色とりどりの浴衣姿に身を包んだ踊り手たちが、太鼓や笛の音に合わせ、熱気あふれる群舞を披露した。4日まで。期間中、約200団体、約2万6千人が参加予定。
夕方になっても約30度の暑さの中、踊り手らは幸せを願うという意味の「サッコラチョイワヤッセ」のかけ声とともに、市中心部を約500メートル練り歩いた。沿道には観客が詰めかけ、拍手や歓声を送った。
宮城県登米市から訪れた会社員尾形未来さんは「踊りに迫力があってすごい」と驚いていた。
8月上旬には青森ねぶた祭、秋田竿灯まつりなど東北各地で祭りが開かれる。