北海道電力泊原発3号機が原子力規制委員会の審査に合格したことを受け、泊村の高橋鉄徳村長は1日、資源エネルギー庁幹部と4日に面会した上で再稼働の是非を判断する意向を明らかにした。高橋村長は「議会での議論や各団体の意見を聞いて判断したい」とのコメントを発表した。
高橋村長は1日、武藤容治経済産業相から再稼働を進める政府方針を電話で伝えられた。武藤氏は神恵内村、共和町、岩内町にも伝達。エネ庁幹部が4日に4町村を訪問して理解を求める。
鈴木直道知事も武藤氏から電話で理解を求められたが、4日にエネ庁長官や北海道電力社長と面談するとして、この日は見解を示さなかった。