公明党は1日、惨敗した参院選を総括する党全国県代表協議会を東京都内で開いた。斉藤鉄夫代表は「党再生を果たすため、改革を進めて逆風の中でも勝ち抜ける党基盤の整備へ全力を挙げる」と訴えた。支持母体・創価学会の高齢化で集票力が陰りを見せる中、組織力の底上げと無党派層の支持獲得が急務となっている。8月中に総括をまとめ、再建に向けた方針を9月に打ち出す予定だ。
参院選では改選14が8議席に減り、比例代表の得票数は約521万票にとどまって、いずれも過去最低となった。斉藤氏は「極めて厳しい結果となった。責任は全て代表の私にある」と重ねて陳謝した。