眼鏡チェーン「JINS」を展開するジンズホールディングスは1日、「Zoff(ゾフ)」を展開するゾフが、レンズ跳ね上げ式眼鏡の意匠権を侵害したとして東京地裁に訴訟を起こし、ジンズの訴えが認められたと発表した。東京地裁は7月、ゾフに約140万円の支払いを命じ、判決が確定したという。
ジンズはレンズをワンタッチではね上げられるフレームの機能を意匠登録しており、ゾフがこの機能を採用した製品を製造、販売したのは権利侵害に当たるとして2022年に提訴していた。
ゾフは「主張が認められなかった点については遺憾だが、判決を真摯に受け止める」とコメントした。