任期満了に伴う茨城県東海村長選(9月2日告示、7日投開票)に、法律事務所元職員大名章文氏(69)が1日、無所属で立候補すると表明した。運転停止中の日本原子力発電東海第2原発に関し、住民の合意がなければ再稼働は認められないと慎重な立場。4選を目指す現職山田修村長(64)は原則容認する方針で、再稼働の是非を争点に選挙戦が見込まれる。
山田氏は6月の村議会で、村の広域避難計画を含む緊急時対応が国に了承され、原発の安全対策工事が完了すれば、再稼働を認めるとした。村長選の投開票は8月21日告示の県知事選と同日。