大阪労働局は31日、大阪・関西万博が10月に閉幕するのに伴い離職者が多数見込まれるとして、再就職を支援すると発表した。LINE(ライン)公式アカウントを開設し、求人情報や会社説明会の予定を発信。人手不足の企業とマッチングし、万博後の雇用の安定を図る。
同局は万博会場の警備や販売スタッフなどの職をハローワークであっせんしており、6月末までに約730人が就職。このうち9割が有期雇用だった。
公式アカウントは7月に開設。ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ、大阪市)の採用説明会を告知したところ、満員となる応募があったという。