経済産業省が31日発表した6月の鉱工業生産指数速報(2020年=100、季節調整済み)は、前月と比べて1・7%高い102・9だった。上昇は3カ月ぶり。基調判断は「一進一退」で据え置いた。
業種別では全15業種のうち、自動車を除く輸送機械や電子部品・デバイスなど8業種が上昇。化学やプラスチック製品など7業種は低下した。
先行きは、7月が1・8%上昇、8月が0・8%上昇と見込んだ。