【ワシントン共同】米ブルームバーグ通信は30日、トランプ大統領が来年の20カ国・地域(G20)首脳会議について、南部フロリダ州マイアミ近郊にファミリー企業が所有するゴルフリゾート施設で開く方向で調整していると報じた。公私混同や利益誘導との批判が上がるのは必至だ。
候補の施設はマイアミ国際空港に近い「トランプ・ナショナル・ドラル・ゴルフクラブ」。米国は来年のG20議長国で、オブザーバー参加は認めず、出席者を加盟国に限定したい考えという。
トランプ氏は1期目、同施設で2020年の先進7カ国首脳会議(G7サミット)の開催を計画したが、激しい批判を受け、会場を変更した経緯がある。