税務署員が税金着服疑い、甲府

警察車両の赤色灯

 山梨県警は30日、自ら徴収した税金を着服したとして、業務上横領の疑いで甲府市、元甲府税務署職員石井克樹容疑者(25)を逮捕した。東京国税局によると、着服額は約430万円にのぼるとみられ、ギャンブルの借金返済に充てたと説明しているという。同日付で懲戒免職とした。

 逮捕容疑は2024年12月~25年5月、11回にわたり、甲府市にある飲食店の経営者から税金の滞納分として徴収した現金を着服した疑い。

 東京国税局は今年6月に納税者からの問い合わせで事態を把握。今回の逮捕容疑も含めて24年5月~25年5月、法人6社と個人6人から計31回にわたり着服を繰り返していたことが確認された。

最新記事
台風9号、伊豆諸島付近を北上
NY円、150円台後半
為替相場 1日(日本時間7時)
米特使、近くロシア訪問へ
NY円、150円73~83銭