加工用向けに備蓄米放出

保管倉庫から搬出される備蓄米=3月、埼玉県内

 小泉進次郎農相は30日、みそや米菓などの加工用向けに備蓄米7万5千トンを放出すると明らかにした。対象は2020年産米で、8月1日午前10時から随意契約の申し込みを受け付ける。原料不足や価格高騰を理由に、業界団体から放出を求める声が上がっていたことに対応する。

 今年収穫されるコメについても、加工用から主食用への転換が進む見込みで不足する恐れがある。小泉氏は「安定的な価格で必要な量を確保してもらえるようにする」と記者団に述べた。

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