英仏独、外相派遣検討

ドイツのメルツ首相(ロイター=共同)

 【ベルリン共同】ドイツのメルツ首相は29日、パレスチナ自治区ガザの人道危機への対応を協議するため、英国とフランスと共に外相を来月7日にイスラエルに派遣することを検討していると明らかにした。英仏独3カ国の立場をイスラエルに伝え、圧力を強めるのが狙い。ベルリンでヨルダンのアブドラ国王と会談後の記者会見で語った。

 メルツ氏は人道危機を念頭に「イスラエルは行動を起こす必要があることを認識しているはずだ。われわれは現地の状況を注視し、早期にさらなる措置について協議する」と警告した。

 さらに、ガザで支援物資を空中から投下するためドイツの輸送機2機がヨルダンに向かったと述べた。

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