施錠し発覚の遅れを図ったか

 佐賀県伊万里市の住宅で母娘が死傷した強盗殺人事件で、玄関が事件後、施錠されていたことが29日、捜査関係者への取材で分かった。県警は、逮捕したベトナム国籍の技能実習生ダム・ズイ・カン容疑者(24)が鍵を閉め、事件の発覚を遅らせようとした可能性があるとみて、逃走経路や詳しい状況を調べている。

 県警によると26日午後4時20分ごろ、カン容疑者がインターホンを押し、70代の母親が玄関の鍵を開けた。入ってきたカン容疑者は「お金」などと脅迫し、娘の椋本舞子さん(40)が1万円を渡した。さらに脅迫され、もう千円渡した。

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