大阪メトロは29日、電動キックボード大手のLuup(ループ、東京)と資本業務提携を結んだと発表した。今年3月時点で同メトロの約40駅に設けているループの専用駐車場を来年3月末までに全109駅に拡大。メトロのアプリで、電動キックボードと電動アシスト自転車の予約や決済をできるようにする。
ループのアプリは予約や決済に加え、新規利用者向けの身分証登録や交通ルールテストの手続きができる。メトロも自社アプリでこれらが操作できるよう、2026年度中をめどに開発を進める。
大阪メトロの担当者は「さらなる移動手段の拡充を進め、大阪のまちづくりに貢献していきたい」と話している。