能登半島地震の死者、645人に

 石川県は29日、能登半島地震の災害関連死に関する審査で、新たに9人を認定すると決めた。自殺者1人が含まれる。関連死は新潟、富山両県の13人を含めて計417人となる見通し。地震による死者の累計は、建物倒壊などによる「直接死」228人と合わせて645人に上る見込みとなった。

 輪島市、珠洲市、志賀町、能登町が計18人を審査。認定が決まったのは輪島市1人、珠洲市4人、志賀町1人、能登町3人。各市町が近く正式に認定する。

 4市町の計6人は、地震と死亡の因果関係が認められなかったとして不認定となった。輪島市と能登町の計3人は審査を継続する。

最新記事
北海道が69市町村に災害救助法適用
カムチャツカと千島列島に津波
同じプールで昨年も女児溺れる
「虹波」、沖縄の患者に投与か
JR、関東では午後8時以降に順次再開