29日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=148円台後半で取引された。
午後5時現在は前日比29銭円安ドル高の1ドル=148円57~59銭。ユーロは1円45銭円高ユーロ安の1ユーロ=171円66~70銭。
与党内から石破茂首相への退陣要求が相次ぎ、政治が不安定化するとの懸念が広がり円が売られた。午後にかけては国内輸入企業による月末のドル買いも見られた。日銀の金融政策決定会合と米連邦公開市場委員会(FOMC)を週内に控え、市場関係者は「利益を確定する動きが出た」と指摘した。