東京電力は29日、福島第1原発の廃炉で最難関とされるデブリの本格的な取り出しが、3号機を皮切りに2030年代初頭に着手する目標から遅れて37年度以降にずれ込むと発表した。準備作業に12~15年程度かかるためとしている。