東京電力福島第1原発の溶融核燃料(デブリ)の本格的な取り出しは政府、東電が目指す2030年代初頭から遅れて、30年代後半以降にずれ込む見通しになったことが29日、関係者の取材で分かった。準備作業に12~15年を要するためという。